県指定 有形文化財
いいづかいせきしゅつどひん もっかんおよびぼくしょどき
飯塚遺跡出土品 木簡及び墨書土器
国東市国東町安国寺1639-2 国東市歴史体験学習館
県指定 有形文化財
いいづかいせきしゅつどひん もっかんおよびぼくしょどき
飯塚遺跡出土品 木簡及び墨書土器
国東市国東町安国寺1639-2 国東市歴史体験学習館
飯塚遺跡は、奈良時代の国前郷の中心地だったと考えられる遺跡です。そこから見つかった50点以上の木簡(文字が書かれた木の札)と墨書土器(墨で文字が書かれた土器)は、当時の耕作・納税など様々な内容を文字から知ることができる、大変貴重な資料です。
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奈良時代~平安時代初期の木簡(斎串・呪符・様(ためし)等を含む66点、墨書土器58点、計124点が指定を受けています。
飯塚遺跡は、奈良時代の豊後国国埼郡国前郷の中心とみられる遺跡です。木簡類は九州の一つの遺跡から出土したものとしては、質・量ともにたいへん希有なものです。その内容は、田の耕作、稲穀の出納、手工業、信仰に関するものなど様々です。一方、墨書土器も質量とも注目される資料であるが、特に「稲(万)」と墨書された土器は、木簡の内容を解明するうえでも重要な意味を持つ資料です。
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指定年月日 平成22年3月30日 -
記号番号 考第31号 -
種別 考古資料 -
所有者 国東市